ヒューマントレジャーサポートオフィス

迷いやすい言葉

2015年11月17日

こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。

昔は気にならなかったのに最近になって気になるようになった言葉があります。
それは、「より」です。
特に「から」の代わりに「より」を使われると迷ってしまうことがあります。
「○○様より、ご挨拶をいただきます」などの話し言葉であれば迷うことはありませんが、例えば
「昨年より良くなりました」と書かれていると、
「昨年と比較して良くなりました」なのか
「昨年から良くなり始めました」なのか、
前後の文章を読まないとなかなか意図を理解することができません。おそらく前者が正しい解釈だと思いますが、ときどき後者のように使われていることもあります。「より」は誤解を与えてしまうことがあるため、個人的には、できるだけ「よりも」または「から」を使うようにしています。

それ以外にも使い方を迷ってしまう言葉が、「が」と「を」です。
「料理がしたい」と「料理をしたい」や、「料理ができる」と「料理をできる」など、どちらでも良さそうですが、「が」を使ったほうがより強調されているように感じられます。前後に付く言葉によっても使い方が異なるのかもしれません。

ちょっと気になってネットで検索したところ、これらの助詞の使い方については、大学教授が研究していたり、新聞等でも使い方が必ずしも統一されていなかったりするようです。

サラリーマン時代には、上司に報告書を提出すると記載内容の修正を求められることがありました。報告書には、「誰が」と「誰に」を明確に記録することが重視されたため、主語が抜けていると、必ずと言っていいほど「これは誰が言ったんだ!」と指摘されました。普段の会話であれば伝わることでも、文章にすると伝わらないことがあるため、やっぱり「てにをは」は大事ですね。

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