ヒューマントレジャーサポートオフィス

「釣りバカ日誌」と「桂馬」と個性の活かし方

2013年12月8日

こんにちは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。

先日、釣りバカ日誌20ファイナルが放映されていたので、つい観てしまいました。

鈴木建設の営業マンのハマちゃんが、プライベートの釣りを通じて取引先から200億円の契約を受注するシーンがありました。正攻法で攻めても難しい相手に対し、営業トークを一切せず、受注につながる重要な情報を得る大活躍には、思わず「桂馬」を連想してしまいました(笑)

そんなことを連想するのは私だけかもしれませんが・・・(いつも将棋で人事労務ネタを探していますので)

桂馬という駒にはちょっと変わった能力があり、目の前の駒を飛び越えることができます。桂馬には合い駒が効かないため、桂馬で王手をかけられたら合い駒をしても防ぐことができません。

そんな桂馬も相手の陣地に入って成ると、金と同じ動きをすることができるようになります。ところが、成ることによってそれまで持っていた桂馬の動きができなくなります。相手の陣地に入ったら金に成る駒が多いのですが、局面によっては成らないほうが良い駒もあります。成るか、成らないか、その後の展開を読む必要がありそうです。

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次の一手は?

仕事は仕事、趣味は趣味、と切り離して考える方もいると思いますが、ハマちゃんのように趣味を通じて経営者と仲良くなって仕事につなげられる社員がいたら、会社にとって有り難い存在だと思います。(注意すべき点もありますが)

もしもヒラ社員のハマちゃんが管理職(金)に成ってしまったら・・・ハマちゃんの能力を活かせなくなるかもしれません。

管理職に成って部下を指導することにも大きな意味がありますが、本人の希望や能力を活かすために、あえて管理職に成らないという選択もあると思います。

ハマちゃんを見ているとそんなことを感じます。

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この局面では、桂馬が成らずに王手をかけるのが正解です。

正攻法で攻めても、秘書や総務担当者に阻まれて社長に会えないことがありますが、桂馬のような動きをすることができる営業マンであれば、難なく社長に会えるかもしれません。ハマちゃんのように(笑)

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