無効電力と人事の仕事
こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。
先日、約8年ぶりに電力会社に勤務していた頃の先輩にお会いしました。
わざわざ会いに来てくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
とても懐かしくて、久しぶりに電気に関することを思い出しました。
当時の仕事を振り返ってみると、(かなりマニアックですが)なかなか理解できなかったものの一つに「無効電力」があります。
入社当時は、
「無効電力? なんですかそれ?? 無効なのに意味あるんですか???」
って、思いました。
有効電力が仕事をするためには、実は無効電力も必要なんですよね・・・
<公益社団法人日本電気技術者協会:無効電力とは>
http://www.jeea.or.jp/course/contents/04104/
無効電力を理解しようとすると、難しい三角関数(VIsinθ)が出てきてかなり苦戦した記憶がありますので、難しい話は置いておいて・・・汗(今でも理解し切れていません)
当時いろいろ調べた結果、無効電力のイメージとして最も分かりやすかったのは「縁の下の力持ち」という説明でしたが、今になってあらためて調べてみると、更に分かりやすい説明(イメージ)がありました。
それは・・・
「無効電力は“ビールの泡”のようなもの」
です。
ビール好きの私は、「なんて分かりやすいんだ!」と、思わず唸ってしまいました。
交流の場合、仕事をする電力が有効電力、仕事をしない電力が無効電力です。供給された電気エネルギーは、必ずしも100%有効に使われていない場合があります。電気ヒーターの場合は供給された電気エネルギーが100%有効に使われますが、モーターの場合は100%有効に使われるわけではなく、無効電力がないと能力を発揮することができません(モーターの場合は、無効電力があるから有効電力が仕事に集中できるのかもしれません)。
泡のないビールは美味しくありません・・・泡にはビールを美味しくする効果があります。
人事の仕事で考えてみると、人事担当者にもビールの泡のような役割があるかもしれません。人事担当者の役割の一つは、現場で働く人の能力を有効に発揮させることですからね。
ちょっと無理矢理の感もありますが・・・(汗)
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