買い物のエピソードは一生もの
こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。
今から25年ほど前にマイカーを購入したときのことです。
当時は兄から譲り受けたトヨタのKP61スターレットに乗っていました。排気量の小さなエンジンでしたが、積極的にシフトダウンをして回転数を上げると気持ちよく走ってくれました。ただし、シフトトダウンを怠ると、なかなか加速できなかったり、身長187cmの自分にとっては車内が狭く感じられました・・・
あるとき、会社の後輩に付き合って日産の販売店へ行ったときにスカイラインに試乗する機会がありました。試乗と言っても自分で運転したわけではなく、販売店の営業マンが運転しながらいろいろな話を聞かせてくれたのですが・・・
「5速30kmでも6気筒エンジンはトルクがあるので十分走れますよ」
「2速で○○kmぐらいまで引っ張れます」
「ご実家に帰るときは長距離運転も楽ですよ〜」
など、それまでに感じていた不安や不満の要素が一つずつ解消されていくような気がしました。実はこの直前まで別の車を買おうと思っていたのですが、営業マンの話を聞いているうちに気持ちがスカイラインに傾いていきました。
結局、それほど価格交渉もせずにスカイラインを購入しました。後悔はありませんでした。
決してお洒落なエピソードではありませんが、そのときの営業マンが兄貴みたいな感じでカッコ良かったんですよね〜
購入する物にもよりますが、買い物のエピソードは記憶に残ることがありますね。そのエピソードは、物と一緒に歴史を刻んでいくのかもしれません。インターネットは便利なので、私もよくネットで買い物をしますが、そのときのことはほとんど記憶に残りません。
以前に「モノより思い出」という車のCMがありましたが、本当にそうだと思います。
モノよりも思い出や体験が大事だと思います。モノは無くなるかもしれませんが、そのときの思い出や体験は一生残りますからね。
営業や販売に限らず、私も記憶に残るような存在になりたい、日曜日の夜にそんなことを思いました。
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