ヒューマントレジャーサポートオフィス

二歩は反則:歩を縦に並べると・・・

2015年2月2日

こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。

仕事などでスーツを着る場合には、上着のポケットに将棋の駒を入れるようにしています。昨年は披露宴や交流会などの席で突然に挨拶を依頼されることがあり、「駒を持っていて良かった… (汗)」と思うことがありました。挨拶等でよく使う駒は「歩」です。人事労務に関することをお伝えするときに表現しやすいからです。例えば、こんな感じです。

「歩」の使い方にはルールがあります。「歩」を縦に並べると「二歩」で反則になります。「歩」を横に並べるのは問題ありません。どうしても縦に並べたい場合には、どちらか一方を「と金」にしましょう。「と金」に成ると、後ろに引くことができるため、後ろの「歩」とのつながりが強化されます。

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どちらか一方が「と金」に成ると、後ろの「歩」とのつながりが強化されます

実力が同じ「歩」を縦に並べると、「歩」同士が主導権争いをしてしまうため?「二歩」は反則なのかもしれません(将棋で二歩が禁止されている本当の理由は違うと思います…)。「歩」が横に並んでいれば仲良く前を向いて歩いていけるでしょう。

会社では、同期入社の社員は、最初は横並びですが、これを縦にしようとする場合には、主導権争いをしてしまうことがあります。

「お前よりも俺のほうが評価されているはずだ・・・」

「同期のアイツがいなければ俺が出世できるのに・・・」

など、横に並んでいるときは仲良く前を向いて歩いていたのに、同じ実力で縦に並んでしまうとバランスが崩れてしまうことがあります。「歩」が「と金」に成るように、役職に登用して職務権限を明確にするなど、本人達だけではなく、周囲への周知も必要になってきます・・・

今日は2月2日ですので、なんとなく(無理矢理?)「二歩」の話にしてみました(笑)

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