スーツマジック
2015年10月27日
こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。
将棋の大山康晴十五世名人は、「将棋が強くなりたかったら高い駒と盤を買いなさい」と仰っていたそうです。
確かに、思い当たるところがあります。実力が上がってくると良い道具が欲しくなってきます。逆に、先に良い道具を揃えて形から入ることもあると思います。
これと似たようなことが、服にも当てはまるようです。
私がサラリーマンとして働き始めた頃は紳士服チェーンの格安スーツを着ていましたが、仕事に自信がついて収入が増えてくると、ポールスミスなどのブランドスーツを着るようになりました。
独立開業してからはというと、形から入るようになりました。ありたい自分の姿を想像してオーダーでスーツをつくっていただき、それに見合う実力や態度を身につけようと考えたからです。
スーツマジックという言葉があるようですが、それを実感したことがありました。
暑い夏の日に知人の結婚披露宴に出席するために、あるシティホテルに宿泊したときのことです。チェックインのときはTシャツにジーンズ姿だったためか、おもてなしらしい接客をされなかったのですが、(真夏なのに)スリーピースを着てポケットチーフを胸ポケットに入れてフロントに行くと先ほどとは全く違う対応でした。
ホテルマンの態度が明らかに変わり、タクシー乗り場まで丁寧に案内してくれたのです。
スーツマジック恐るべしです。人生は着ている服で決まる、という話を聞いたことがありますが、それを実感した出来事でした。
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