評価の基準を明確に
こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。
今日は東京マラソンが開催され、フェイスブックでは知人の走る姿が眩しく感じられました。
私はフルマラソンを走るほどの練習をしていないため、近々地元のマラソン大会や駅伝に出る予定です…(汗)
マラソンといえば、
リオ五輪女子マラソンの代表入りが濃厚な福士選手が、3月13日の名古屋ウィメンズマラソンにエントリーして話題になっています。
福士選手が大阪国際女子マラソンを2時間22分17秒の好タイムで優勝しても日本陸連は選考ルールがあるため内定を出すことができないようです。
日本陸連の代表選考基準タイムは2時間22分30秒ですが、代表選考基準には
「総合的な判断により決定」
とあるため、福士選手が大阪国際女子マラソンで優勝しても、設定タイムをクリアしても、最終的には日本陸連が総合的な判断により決定することになります。
3月13日の名古屋で福士選手を上回るタイムを出す選手が二人以上いると、もしかすると福士選手は選考されないかもしれないため、福士選手としては無理をしてでも名古屋に出場してあらためて結果を残したい、ということらしいですが…
すっきり決まらないものですね。
一般的な会社の中でも似たようなことがあります。
「自分は頑張っているのに評価されていない」
「人事評価制度が曖昧だ」
「仕事で成果を出しても上司に気に入られなければ評価されない」
など、従業員から会社への不満や不信の声が聞かれることがあります。
何をどのようにすれば評価されるのか、リオ五輪女子マラソン日本代表選考の経過をみていて、あらためて評価の基準を明確にすることの重要性を感じたしだいです。
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