個人と団体の関係性
2016年8月31日
こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。
今月は台風の多い月でしたが、私は急な予定変更等があったものの、幸い無事に過ごすことができました。
私がインフラ企業に勤めていた頃は、台風が接近すると緊急の呼び出しに対応できるように、緊急連絡体制が整備されていたり、通常の宿直室とは別に宿泊できる場所が確保されていたり、社員は飲酒を控えたり…
当時はそれを当然のこととしていましたが、今思うと個々の危機管理意識が高かったと思います。
会社の終業後はプライベートな時間ですので、本来はどこで何をしていても会社には関係のないことですが、台風が接近しているときは暗黙の了解であるかのように「飲酒を控える」等の企業風土があったと思います。
個人主義が強くなってくると、(給料も貰えないし)そもそも自分の時間なんだから、どこで何をしていても、
「そんなの関係ね〜」
(古い…汗)
ということになるのかもしれませんが、自らの意思で出番に備えることが組織(団体)の強さにつながっているような気がします。
今年はリオデジャネイロオリンピックが開催され、体操の団体戦や陸上競技のリレーを観戦しながら、個人と団体の関係は社員と会社の関係に通じることろがあるのではないか、そんなことを感じた次第です。
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