今年は「金」
こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。
清水寺で発表された今年の漢字は「金」でした。
リオ五輪の影響が大きかったようですね。
個人的にも今年は「金」の年でした。
初めて参加した人間将棋で金将の駒武者役をいただき、貴重な経験をすることができたからです(笑)
「金」といえば、将棋には次のような格言や手筋があります。
- 金は引く手に好手あり
- 金なし将棋に受け手なし
- 金はトドメに残せ
金は攻めにも守りにも大きな力を発揮する駒です。
将棋盤の上には、相手の駒も含めて金は4枚しかありませんが、金と同じ能力を持つ駒を増やすことは可能です。
対局開始時には、歩、香、桂、銀だったものが、相手の陣地に入ると金に成ることができます。
飛車や角といった駒も敵陣に入ると金の能力をあわせ持つことができます。
どんな駒でも金か金以上の能力を身につけることができる、ということです。
序盤に調子良く金に成ったと思ったら、直後に取られて一時的な成金で終わることもありますし、終盤になってから金に成ることもあります。
いずれにしても(格言にもあるように)金は貴重ですので、金に成り得る駒も含めて先を読む必要がありそうです。
従業員の人材育成に通じるところがありますね。
ちなみに、金と書いて「ぎん」と読む漢字は「賃金(ちんぎん)」だけみたいです。
昔は報酬を銀貨で支払っていたため「賃銀」と書いていたらしく、1950年頃から賃金に変わったようです。
なぜ賃金に変わったのか?
その明確な理由まではわかりませんが、将棋の銀が金に成る、ことが関係していたのかも?しれませんね(笑)
それでは皆様、今年も大変お世話になりました。
良いお年をお迎えください。
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