「働く」とは?
こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。
最近は以前にも増して働き方改革のご相談が増えてきました。
法改正に関する内容はもちろんですが、そもそも「働く」とは何か?という議論に発展することもあります。
例えば、もしも7億円の宝くじが当たり、生きていくためには十分過ぎるほどのお金を持っていたら、あなたは働きますか?
働くとしたら何のために働きますか?
そんな妄想とともに疑問が生じます。
7億円といえば、一般的なサラリーマンの生涯賃金をはるかに上回ります。
しかも宝くじの当選金は非課税です。
生活のため、お金のために働いているとしたら、もう働く必要がなくなります。
自分だったらどうするのかな…と考えてみました。
私個人としての結論は、「働き続ける」です。
あるセミナーの準備をしていたところ、過去に勤めていた会社を退職するときに当時の上司に宛てた手紙の下書きが出てきました。
そこには、
「自分の専門性を活かしたい」
「人事労務関係の仕事をしたい」
「死ぬまで現役で働きたい」
「自分の人生を自ら切り開いていきたい」
等の退職理由が記載されていました。
読み返すとちょっと恥ずかしくなりますが、当時の想いは基本的に変わっていません。
もちろんお金は大事ですが、働く目的は、お金以外にも何かがありそうです。
「働く」という字は、人が動くと書きます。
また、本来の語源とは違うようですが、「働く」には、はた(傍)を楽にするという説もあります。
働くことによって承認され、感謝されれば、仕事を楽しく感じられるのではないでしょうか。
働き方改革を進めていくためには、一人一人が何のために働いているのかを話し合ってみると新たな気づきがあるかもしれませんね。
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