ヒューマントレジャーサポートオフィス

過去の実績よりも今の練習

2019年9月16日

こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。

東京オリンピックの男子マラソン日本代表を決めるマラソングランドチャンピオンシップをテレビで観戦しましたが、ラスト2kmほどの争いは見ごたえ十分で、息が詰まりそうな熱戦でした。

代表枠は残り1人のため今後の代表争いも楽しみです。

私は週に1~2回程度のランニングをしていますが、走り始めたきっかけは、過去に勤めていた会社の寮で隣の部屋に入居していた新入社員の影響です。

彼は学生時代に陸上競技をしていたこともあり、帰宅後に毎日のように走っていました。

当時の私は、「走る=苦行」のようなイメージを持っていたので、部活でもないのに一人で走っている彼が不思議でした。

運動不足を感じていた私は、彼にお願いして一緒に走るようになりましたが、最初はわずか4kmほど走っただけで疲れ果ててしまうような有り様でした。

そんな私でも、その後は徐々に距離を延ばし、20km以上走れるようになりました。

私にとってランニングの師匠である彼に言われたことは、

「雨は練習を休む理由になりません」

「一度歩いてしまうと歩き癖がつきますよ」

「呼吸は、吸うことよりも吐くことを意識してください」

など、厳しくもあり、的確なアドバイスでした。

その後はロードレースや駅伝大会等に出るようになり、「練習は嘘をつかない」ことを実感するようになりました。

満足できる練習を積んだからといって必ずしも良い結果が出るとは限りませんが、練習不足で本番に臨むと間違いなく良い結果は出ません。

また、走り続けているうちに、過去の実績よりも今の練習が大事なこともわかってきました。

学生時代に陸上部や野球部等で活躍していた人でも練習をしなくなってしまうと、今走っている人には敵わないということです。

走ることによって考えさせられたことや得られたことは、自分自身のビジネスや働き方改革にもつながる貴重な財産になりました。

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