ヒューマントレジャーサポートオフィス

好きこそものの上手なれ

2020年8月16日

こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。

私は将棋に関する質問を受けることもあります。

「何手くらい先まで読むのですか?」や「最初から最後まで棋譜(駒を動かした手順)を記憶しているのですか?」など、自分のことなら答えられるのですが、「藤井棋聖はなんであんなに強いのですか?」と質問されても、それはこっちが聞きたいくらいですが、私なりに藤井棋聖の強さの秘密に迫りたいと思います。

将棋の技術的なことを私がどうこう言うことは恐れ多くてできませんが、藤井棋聖の少年時代のエピソードは強さの原点かもしれません。

幼い頃の藤井少年は、負けると将棋盤にしがみついて大号泣したそうです。

これだけなら子供同士の対局ならありそうなことですが、谷川九段との駒落ち戦(ハンディをつけてもらった対局)で引き分けになったときも大泣きしたそうです。

谷川九段といえば17世名人の資格を持つトップ棋士です。

その谷川九段に駒落ちとはいえ引き分けであれば、むしろ喜んでいても不思議ではありません。

相手が誰であっても、負けたときに大泣きするほど悔しがる「究極の負けず嫌い」が藤井棋聖の強さの原点のような気がします。

また、棋聖のタイトルを獲得されたときのインタビューも印象的でした。

それは、「将棋以外の息抜きは?」と質問されたときに、「将棋観戦と詰将棋です」と回答されていました。

将棋観戦と詰将棋を息抜きと言えるほど、本番の対局やその準備・研究は極限まで集中されているのかもしれません。

インタビュアーが期待した答えとは違っていたのかもしれませんが、こちらも藤井棋聖の強さを物語るエピソードだと思います。

将棋の世界では、プロ棋士への道を諦めて東大に進学する人も珍しくないようですので、地頭の良さや何時間でも考え続けられることなども強さにつながっているのかもしれませんが、結局のところ、「好きこそものの上手なれ」を当たり前のように実践することが一番なのかもしれませんね。

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