「〇〇のせい」から「〇〇のおかげ」へ
こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。
コロナ禍の中では、「〇〇のせい」と言いたくなることが多いかもしれません。
「コロナのせいで売上が減ってしまった」や「政府のせいで旅行に行けなくなった」など、愚痴や不満を言いたくなる気持ちもわからなくはないですが、そんなときは、「〇〇のせい」を「〇〇のおかげ」に変換し、それに続く言葉をイメージしてはいかがでしょうか。
例えば、
「コロナのおかげで、今まで当たり前だと思っていた対面によるコミュニケーションが貴重だと気づいた」
や
「政府のおかげで、旅行で使うはずだった予算をふるさと納税に回すことができた」
など、マイナスのイメージをプラスに変えることはできると思います。
必ずしもマイナスをプラスに100%転換できるわけではありませんが、「〇〇のせい」よりも「〇〇のおかげ」と考えたほうが、感謝の気持ちが湧き出て精神衛生的にもプラスの効果がありそうです。
ちなみに私は、「〇〇のせい」と言いたくなったときは、意識的に「〇〇のおかげ」に変換するようにしています。
例えば、「コロナのせいで、外出の機会が減って体重が増えてしまった」を「コロナのおかげで、1日平均1万歩を目指して遠回りして徒歩通勤するようになった」や「コロナのおかげで、Zoomを使えるようになった」等のように変換することができます。
もしも私が「〇〇のせい」という言葉を使うとしたら、誰のせいでもなく「自分のせい」です。
責任感が強過ぎると、それはそれで自分を追い詰めてしまうので、そこは更に「そのうえで自分はどうする?」と、前向きに次の一手を考えるようにしています。
あるセミナーで聞いた話ですが、「郵便ポストが赤いのも自分のせい」と考え、何事も自分自身が責任者であると認識することによって世の中の見え方が変わるそうです。
そこまではちょっと…という気もしましたが、郵便ポストを見るたびに意識するようにしています。
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