きにかけることの効果
こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。
私が所属しているBNIでは、メンバーがお互いにビジネスを 紹介し合うために、全員が毎週30秒間のプレゼンテーションをしています。
私は、
「就業規則を作りたい経営者の方をご紹介ください」
と言ってしまいそうになりますが、これでは他のメンバーが困ってしまいます。
その理由は、就業規則に馴染みのないメンバーが経営者に会ったときに、その経営者が就業規則を作りたいと思っているかどうかが分かりづらいからです。
ちなみに、今あなたがいる場所を360°見回してみてください。
その後に目を閉じて、その場所にあった黄色い物を言ってみてください。
言えましたか?
思い出せましたか?
今度は、360°見回して黄色い物を探してみてください。
(黄色い物があれば)すぐに見つかるはずです。
これは、予め「黄色」 を意識しているかどうかの違いです。
人間は、意識をしていないと、それが視界に入っても見つけられないようです。
マイカーを運転しているときに同じ車種の車とすれ違ったり、同じ洋服を着た人とすれ違ったりしたときに、その車や人を目で追ってしまった経験はありませんか?
そのときに助手席に乗っている人や一緒にいる人は、すれ違った車や人が視界に入っていても、そのことに気づかない場合があります。
先ほどの就業規則の例で言うと、
「従業員数が10人以上で、就業規則を2年以上改定していなくて、タイムカードを設置している会社の経営者を紹介してください」
等と具体的に伝えたほうが意識しやすくなると思います
BNIでは、このような様々 なことを学ぶことができ、一般企業でも活用できる内容が多いため、私の仕事にも大いに役立っています。
もしも「こんな人を紹介してください」という場面がありましたら、より具体的に、よりポイントを絞って、伝えてみてください。
いつか誰かが紹介してくれる…かもしれません。
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