ヒューマントレジャーサポートオフィス

玉飛接近すべからず

2020年4月15日

こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。

緊急事態宣言が出てから特に意識するようになったことがソーシャルディスタンスです。

新型コロナウイルスの感染拡大を予防するため、他者との距離を2m以上確保することが推奨されています。

テレビの報道番組等では、司会者とアナウンサーが2m程度は離れているようですね。

企業では在宅勤務を実施するところも増えてきたようです。

在宅勤務は、通勤が不要になり、その時間を有効活用することができて疲労軽減にもつながりますが、自宅で仕事をする場合は思っている以上に自律性が求められます。

私自身を振り返ってみると、独立開業した当初は自宅で仕事をしていたので、自らを律することの難しさを痛感しています。

自宅なので当たり前のことですが、周囲には休憩スペースがあり、おやつを食べることもできますので、当時は冷蔵庫を開ける回数が多かったような気がします。

また、在宅勤務に限ったことではありませんが、パソコンの画面に向かっていても、フェイスブック等のSNSやYouTube等の動画を観ることも可能なので、油断をするとつい目の前の仕事以外のことに意識が向いてしまうことがありました。

ところが、そんなことは長くは続かず、仕事のご依頼が増えてくるに従い、成果で評価されることに気づきました。

会社員時代は上司や同僚が近くにいることで緊張感もあり、自分の努力を評価してもらいやすかったのですが、在宅勤務だと努力をしている姿が目に見えづらいため仕事の成果で評価されやすくなります。

成果さえ出せば、あとは遊んでいても良いという考え方もあるかもしれませんが、いずれにしても在宅勤務時の働き方やコミュニケーション手段、評価方法等は考えておいたほうが良さそうです。

将棋には「玉飛接近すべからず」という格言があります。

飛車が玉将の近くにいると、玉将の守りを意識するため攻めに集中しづらいだけでなく、王手飛車をかけられて組織が一網打尽にされてしまうリスクもありますのでご注意ください。

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