GWの思い出
2021年5月1日
こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。
例年はGW前に取材を兼ねて山形県天童市の人間将棋を観戦しに行くのですが、今年も残念ながらコロナの影響で中止になってしまいました。
初めて人間将棋に出演したのは5年前の2016年です。
そのときは、駒の気持ちを知りたくて出演しました。
金将役の私は、王将に寄り添いながらも最後は敵に取られてしまったのですが、観戦するのと出演するのとでは見える景色が全く違いました。
観戦する場合は観覧席から見下ろすような感じで盤面全体が視界に入りますが、出演すると周囲に敵と味方の駒が入り乱れているため全体を見渡す余裕なんてありません。
このとき思ったのは、
「経営者と従業員が見ている景色も違うんだろうな〜」
ということです。
当日の対局では、金将役の私に対して敵の飛車が2枚連なって攻撃を仕掛けてきたので、私は王将の盾になって守り続けましたが、最後は残念ながら敵に取られてしまいました。
その後は敵の駒として働きましたので、まさに昨日の敵は今日の友です。
このときは、他の駒のことよりも自分のことだけを考えていたような気がします。
盤面(会社)全体をみて俯瞰すること、
いわゆる大局観を意識しながら自らの役割を果たすことの難しさを感じた貴重な経験でした。
いつかまた人間将棋に出演できること思い描きながらGWを過ごしたと思います。
当事務所へのお問い合わせ
当事務所のサービスについて何かご不明な点や、お困りのことがございましたら、お電話またはお問い合わせフォームにてお問合わせください。