初手「7六歩」はなぜ?
2013年12月1日
こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。
いきなり分かりづらいタイトルですみません。
将棋をご存知ない方にとっては、タイトルだけではイメージしづらいかもしれません。
実は将棋の対局では、最初の一手はかなりの確率で「7六歩」なんです。
対局開始時の駒を並べた状態のままでは、動けない駒があります。
それは・・・・「角」と「桂馬」です。
どちらも攻撃の場面で活躍する駒ですが、どんなに能力があっても、どんなに活躍が期待されている駒であっても、その道筋を開けなければ能力を発揮することはできません。
「7六歩」は、角と桂馬を動けるようにするための一手です。これによって角と桂馬の活躍の場が一気に開けます。
将棋は、駒の能力を活かすことによって勝ちにつながります。そのための有力な最初の一手が「7六歩」なんですね。
企業では、「7六歩」を指して部下の能力を活かすのは上司の役割、そんなことを感じます。
私には「7六歩」を指してくれた上司がたくさんいました。社会保険労務士という資格の存在を教えてくれたのも上司です。今の自分があるのも、かつての上司のおかげです。
今でも、いつまでも、感謝です。
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