ヒューマントレジャーサポートオフィス

先手必勝法はある!? 労働条件を書面で通知すること

2014年1月29日

こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。

将来のことは分かりませんが、将棋には先手必勝法はない、と言われています。それでも、プロ棋士の過去の対戦成績を見ると、若干先手の勝率が高いようです。

先手必勝法があると面白くないと思いますが、実は私が中学生の頃、先手必勝法を発見したことがあります。

とは言っても、いわゆる本将棋ではなく、将棋の駒を使った別のゲームですが・・・(汗)

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そのゲームでは、このように駒を配置します

ルールは簡単です。

.「歩」は、前後に飛車のように動くことができますが、相手の駒を飛び越えることはできません。

・先手と後手が交互に指し、先手か後手のどちらかの駒を端まで押し込んだほうが勝ちです。

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間合いを詰められると、その筋(列)の駒は後退するしかありません。

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相手の駒を端まで押し込むと勝ちです

では、人事労務に関することで先手必勝法と言えるものは???

そもそも誰と勝負しているんだという疑問がありますので、勝ち負けではなく、トラブル防止という点で考えてみたいと思います。

労使関係に限らず、トラブルやクレームの多くは、事前の『説明不足』によるものです。

例えば、

従業員Aさん:「入社時の説明では、夏と冬に賞与が出ると言われました。なぜ今回は賞与が出ないんですか!」

⇒会社の業績等によっては賞与が支給されないことがある、と説明していなかった。

パートタイマーBさん:「3年以上勤めて退職したら退職金が支給されるんですよね!?」

⇒(うちの会社では)パートタイマーは退職金の支給対象外であることを説明していなかった。

など、事前にしっかり説明していればトラブルを防ぐことができたかもしれません。

やはり事前にしっかり説明すること、そして労働条件通知書(書面)を作成して本人に交付することがとても重要です。(労働条件を書面で通知することは労働基準法第15条に定められており、パートタイマーのような短時間労働者の場合はパートタイム労働法第6条で更に「昇給の有無」「退職手当の有無」「賞与の有無」も記載することになっています。)

先手必勝法はないかもしれませんが、しっかりと労働条件を書面で通知し、対応が後手に回らないこと、それが「はじめの一歩」です。

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