ヒューマントレジャーサポートオフィス

遊び駒にならないように・・・

2014年2月18日

こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。

将棋で勝つためには、全体の駒を効率良く活用し、できるだけ遊び駒をつくらないことです。遊び駒とは、攻めにも守りにも参加していない駒のことです。遊び駒があると、どうしても戦力が落ちてしまいます。

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後手の銀が先手の飛車に迫ってきましたが・・・

将棋を始めたばかりの頃は、特定の駒だけで攻めようとしてしまいますが、それだけでは相手の守りを崩すことはできません。攻めは飛角銀桂という格言があるように、他の駒も活用する必要があります。もちろん、歩も大事な駒です。

ところが、このような基本を守っていても、戦況が変わると遊び駒になってしまうことがあります。

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成銀と成香が取り残されてしまいました

上図では、の成銀と成香が攻めにも守りにも参加していないため、戦力低下を招いて後手が負けてしまったところです。いずれの駒も、先手の飛車を取ろうとして右下のほうへ攻めてきたのですが、攻めが失敗して、そのまま右下に残ってしまいました。

将棋は相手の王将(玉)を先に取ると勝ちですが、後手は先手の玉が居る左側ではなく、飛車の居る右側へ攻めてきました。必ずしもそれ自体が悪いとは限りませんが、攻めきれなかったときに「遊び駒」になってしまうことがあります。

会社に例えると、経営者が考えている方向と違う方向へ従業員が向かってしまったり、やむを得ず店舗等を閉鎖する場合に、そこで働く従業員との雇用契約を解除できない状況に似ています。

経営者の頭の中は従業員には見えないため、従業員に求める働き方や会社の方向性を書き出して従業員に示すのも良いでしょう。また、やむを得ず店舗等を閉鎖する例では、従業員を雇用する際の雇用契約書の記載内容にも注意が必要です。パートタイマー等のように勤務地を限定して雇用する際には「勤務先の店舗を閉鎖する場合は雇用契約を終了する」等の文言を予め記載しておくのも一つの方法です。必ずしもそれだけで全てが解決するわけではありませんが、予め記載・通知しておくことで争いを防ぐことができる場合があります。

将棋の駒も、会社の人材も、積極的に活用しようとしたにも関わらず、結果的に遊び駒(のよう)になってしまうことがありますので、(言うは易し行うは難しですが)遊び駒をつくらないように意識してみてはいかがでしょうか。

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