将棋盤の脚と人事担当者(つづき)
こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。
前回は、将棋盤の脚はクチナシの実を模して作られていることを書きました。
昭和時代の素人の縁台将棋?では、
「良く見ろ、角で金を取れるだろう!」
とか、
「ほら、王手飛車取りを!」
など、対局をしている当事者ではなく、周りで観戦している人たちが口出しをすることがありました。
実際に対局をしている人は、対局中に周りでそんなことを言われたら面白くありませんよね。
勝敗に影響することがあるので、対局中は絶対に口出しをしてはいけません!
将棋盤の脚にはそんな意味が込められているんですね。
会社ではどうでしょうか?
A:「人事部の○○が言っていたんだけど、後輩の□□の給料は俺よりも多いんだって!仕事を教えたのは俺なのに・・・」
B:「そう言えば、□□は次の人事異動で本社に栄転するって、人事部の○○が言っていたぞ!」
A:「・・・・・」
人事担当者の口が軽かったら、そこで働く人はどのように思うでしょうか。モチベーションがダウンしたり、人事部や会社に対して不信感を抱くかもしれません。人事部は従業員の個人情報も持っているため、その取扱いには細心の注意が必要です。
居酒屋でサラリーマンらしき方々の会話を耳にすることがありますが、その内容は上司や同僚に関する話題が多いようです。人事担当者は、そのような場でも口を滑らせることのないようにしましょう。人事異動の発表前には同僚と飲みに行かない、そんな対策も必要かもしれません。
もしも口を滑らせたら・・・将棋には怖い言い伝えがありします。
次回は、将棋盤の裏にまつわる怖いお話をしたいと思います。
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