ヒューマントレジャーサポートオフィス

人間将棋から学んだこと・・・同じ駒でも顔が違う

2014年5月5日

こんばんは。将棋で人事労務® を伝える文京区の社会保険労務士 山岡 です。

前回のブログの続きですが、実際に人間将棋を観て「なるほど」と思うことがありました。

例えば「歩」という駒は先手と後手を合わせて18枚ありますが、「歩」の持っている能力そのものには差がありません。ところが、人間将棋だと同じ「歩」でもそれぞれの顔が違うんですよね。

活躍の場がなかった駒は退屈していたかもしれず、一方で相手の駒と対峙した駒には緊張が走っていたのかもしれません。駒に扮した人の感情までは読み取れませんでしたが、活躍の場が与えられた駒は良い表情になっていたような気がします。

kao
同じ駒でも、演じている人はそれぞれ違うんですよね

会社には、正社員、パートタイマー、アルバイトなど、いろいろな立場で働く人がいますが、人は一括りにされることを嫌うのではないでしょうか。役職や立場で一括りにするのではなく、「人」ごとに性格が異なるためコミュニケーションの取り方も異なってきます。

以前に営業トレーナーの方に伺ったのですが、人を褒めるときは、誰でも気付くような目に映るところではなく、目に映らないところにフォーカスすることがポイントだそうです。

例えば、「今日は良いネクタイをしているね」よりも、「今回の成功に至るまでに君が準備してきたことを教えてくれないか?」など、相手が認められたいポイントをしつもんすると良いコミュニケーションに繋がると思います。

見た目は同じ「歩」ですが、「歩」にも個性があることを、人間将棋から学ぶことができました。

hashi
夜のライトアップも素敵でした

将棋で人事労務を伝えるために、これからも学び続けたいと思います。

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